英語の学習環境

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実は今、フィリピンの観光客の一位は韓国人の57万人で、宗主国であるアメリカ人を抜いてしまいました。韓国人の多くがフィリピンで何らかのビジネスを展開する者が多く、また語学学習を目的とした若者も増えています。主に飲食店の経営の他、不動産の投資も盛んになっています。恐らく事情は日本の私たちと変わらず、韓国国内の景気がマイナスに転じたため、いち早くASEAN諸国で新しい活路を開こうとしています。やはり英語学校の経営などのシステムの構築の見事さは、なかなか国際化が進まない日本人とは対照的な活躍です。日本人なら経済的に豊かなアメリカやオーストラリアで英語を学ぶことにこだわるところですが、本当に勉強しようと思えば日本国内でもできるということを考えれば、そのようなことは無意味です。
もっとも英語教育の内容だけ見ればシンガポールやマレーシアの方がレベルは高いとも言えるのですが、フィリピンで学ぶメリットはそれを取り巻く社会にあります。まずケーブルテレビのプログラムの内容です。フィリピンでは大抵の宿泊施設で50チャンネル程のケーブルテレビが映りますし、マニラ近辺だとNHKや運が良ければWOWOWを見ることができます。特に映画のチャンネルはほとんどアメリカ国内と変わりませんので、いつでも日本の映画館で上映されている最新作を見れます。また、フィリピンの様々な契約書は基本的にアメリカに準じていて、もちろん全て英語で書かれています。驚くほど私たち外国人にとってハンデがない社会だと言えます。その上で例えあなたが英語を話せなくても、アメリカ人やオーストラリア人のように露骨に困った顔をすることのないフィリピン人は、あなたが楽しみながら英会話をマスターできる格好の相手です。

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